花粉症

青汁は産地で選びたい

青汁を選ぶ時に、産地にこだわっているという方もいるのではないでしょうか?
産地が違うからといってそこまで大きな効果の変化があるとは限りませんが、実際に同じ野菜であっても、栽培するのに適した環境で育てられた野菜は、栄養価が高くなりやすいとも言われています。

たとえばケールは、茨城県・島根県・鹿児島県・福岡県・岡山県が主な産地といわれています。
これらの地域は、温暖な気候によってケールが育ちやすく、甘みが強くなりやすいです。
ケールといえば苦い印象がありますが、これらの産地で栽培されたケールであれば、若干の甘みを感じることができるかもしれません。

大麦若葉の場合には、大分県・熊本県・島根県・福井県などが多いようです。
また、国外ではニュージーランドで栽培された製品も多く見られます。
ニュージーランドは日本よりも品質基準が厳しいと言われています。
国産の方が安心という方も多いかもしれませんが、海外だからといって必ずしも心配する必要はないでしょう。

明日葉は、伊豆諸島の八丈島で多く栽培されています。
八丈島は豊かな自然に囲まれた地域で、この場所で育てられた明日葉は、人の身長よりも高く成長すると言われています。
明日葉といえばミネラルやビタミン、食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれている食品ですが、八丈島にて栽培された明日葉にはこうした栄養素も豊富に含まれているでしょう。

このように、青汁に含まれる食材によっても産地は異なり、さらに同じ食材であっても栽培される場所によって栄養素の含まれる量や、味の違いが見られるようです。
もちろん、製造をする工程で味が変化していきますし、さまざまな食材が含まれている青汁もありますので、必ずしもその産地で栽培されたものが良いとは言い切れませんが、ひとつの指標として知っておくと良いかもしれませんね。

産地にもこだわりたいという方は、パッケージに書かれている情報などをチェックしてみましょう。